研究の目的

「柔道の神様」が理想を求めて発明した技はどのようなものだったのか?

空気投げの仕組みを解明して、自分も出来るようになりたい。
こう思って空気投げ研究を始めました。
そしてついに『空気投げ』が出来るようになりました。

やってみると当たり前ですがわからないことがたくさん出てきます。
出来た!と思っても理想を追い求めるとまた出てきます。
それでも続けていると新しい発見があります。



『空気投げ』は武道、武術のジャンルを問わず、上達のヒントになります。

これまで開催した空気投げのセミナーには、柔道(指導者含む)をはじめ、空手、合気道、中国武術、ロシア武術、古流武術などの武道経験者からダンサーやイラストレーターなどの武術未経験者まで、様々な方が参加されました。
結果、何かしら得るものがあったようで、参加者からの評判は上々です。
何故全くジャンルが異なる方々に得るものがあったのでしょうか?


空気投げの研究成果は、上達方法の研究成果でもあります。

『空気投げ』の研究成果は、人を投げる練習をまともにやったことのなかった初心者が、
柔道の有段者との乱取りで『空気投げ』を決められるようになった上達の成果でもあります。
空気投げのセミナーで発表した空気投げの説明は、上達方法の説明でもあったのです。

三船十段の著書で空気投げの手順を確認したところからが研究の始まりでした。


・相手の状態を感じるには?
・相手を浮かし崩すには?
・相手を軽く感じるには?
・足を運ぶ位置、タイミングは?
・相手が抵抗しにくいタイミング、方向は?
・相手を跳ばし投げるには?
・体格の違う相手には?
・もっと効果のある他のやり方は?
・もっと軽く、もっと速く、もっと小さく、もっと短い時間で、、、
常にこのような疑問を持って研究に取り組みづつけています。

とにかく面白くて取り組んでいたら、いつの間にか上達方法のヒントが貯まっていました。

空気投げの研究成果で得た上達方法のヒントを伝えたい。

あたらしい目的が出来ました。